FZ1 FAZER Y・Eさん

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輝いた青春時代。

I・Tの急速な普及により、我々先進国日本の趣味や娯楽は多様化し、バイカー人口は減少したものの、その数は安定を見せ始めています。

 

「若い頃に夢中になったバイクにもう一度乗りたい」

 

「憧れ続け、今日まで乗れず終い。今こそバイクに乗りたい」

 

バイクを下りる方がいる反面、リターンライダーの増加や、熟年バイク・デビューを果たすユーザーの増加が重なり、趣味の為の大型バイクを所有するお客様が増えています。

この度ご紹介のY・Eさんもその中のお一人。

バイクを下りたとはいえ、また乗りたいという気持ちは心のどこかにいつもあったというY・Eさん。念願の大型免許を取得されて、憧れのリッターバイク FZ1 FAZER をゲット。終末はご家族に許される限り、ツーリングを心行くまで楽しんでいるそうです。そんな Y・Eさんのバイクとの出会いや、現在の愛車FZ1のお話など色々と聞いてみたいと思います。

 

■店長@早瀬(以下H)

「バイクとの出会いはいつ頃でしたか?」

 

Y・Eさん

「18歳の時ですね。初めて中型自動二輪(現在の普通自動二輪)の免許を取り、ずっと欲しかったホンダのCBX400を購入しました。たまらなく嬉しくて毎日乗りましたね。様々な移動はもちろんバイク、ちょっと時間があればバイク、休みの日はもちろんバイク。本当にバイク三昧の日々です。

 

■H

「素晴らしき青春時代ですね。という事はCBXの他には?」

 

■Y・Eさん

「CBXの次はTZR250です。レーサーレプリカブームの真っ只中でしたからね、知人や友人、周りはみんなレーサーレプリカのオンパレードです。TZRを手に入れてからは筑波や富士のサーキットにチャンスがあれば行っていました。チャンスというのは、今の様にサーキットが空いていないので、サーキットにハガキを出し、抽選で当たると走れるというシステムだったのです。だけど私の場合は運良く常に抽選に当たっていたので、月に3回~4回は走りに行きましたから、ほぼ毎週という事になります。あとツーリングも良く行きましたよ、箱根や伊豆の山道で危ない事を良くやったりしました(笑)。しかし大きな事故も無く、青春時代のバイクライフを大いに堪能していました。

 

■H

「しかし、その後バイクを降りる事になるんですよね」

 

■Y・Eさん

「はい。就職して仕事が始まると、学生時代のバイク仲間とも、どうしても疎遠になってしまい、あれほど夢中になって毎日乗っていたバイクも乗る機会が除々に減り、結果売ってしまいました。何か凄く切なかったです。ですが、いつかまた乗ってやるぞという気持ちはどこかにありました。結局25歳までバイクに乗ったという事になります」

 

 

何かがきっかけで、あれほど好きだったバイクから降りるというY・Eさんの様なケースは少なくありません。しかもその後、全くバイクに乗らずに10年以上ブランクが空いてしまったというリターンライダーの数が、非常に多いのが現実。

 

 

 

 

 

 

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22年前の1987年夏、いかにバイクにハマっていたかが窺えます(写真をお借りしました)
 

 

 

 

 

■H

「大型自動二輪免許取得のきっかけは?」 

 

■Y・Eさん

「会社に大型免許を取りに教習所に通っているのがいまして、完全に影響されてしまいました。バイクを下りたからといってバイクに興味が無くなった訳ではありませんので、街中でバイクを見れば無意識のうちに目で追っていますし、本屋さんに行けばバイク雑誌コーナーに必ず立ち寄りました。常に心のどこかに(またバイクに乗りたい)という気持ちが宿っていたんでしょうね。そんな状況で大型免許の話を聞いたもんですから 「俺も行くぞ!」 と、再びバイク心のスイッチがONになり、一度鎮火したバイク魂に再度火がともってしまったのです」

 

■H

「バイク好きが近くに居るというのは、時と場合によっては良し悪しという事ですね(笑)」 

 

■Y・Eさん

「まったくです。 大型免許 なんてフレーズが聞こえてきたら、もうダメでしたね。気が付いたら、教習所の入校案内を穴が開くほど見入ってました」

 

 

■H

「そして先日、晴れてFZ1を手に入れた訳ですが、久しぶりのバイクはどうでしたか」

 

 

■Y・Eさん 

「もう嬉しくて嬉しくて、納車の日までが長かったですね!昔のようにしょっちゅうは行けませんが、休みには短いツーリングを結構楽しんでます。あと驚いたのは昔のバイクからは想像も付かない程乗りやすくなっていたという事です。技術の進歩って凄いなと、つくづく感じた次第です。クルマと同じくインジェクションになってるし、チョークはないわ、コックは無いわ、ガソリンメーターは付いている。バイクというより近未来的な乗り物に乗っている感じがする程、何もかもがスムースな乗り心地です。あと気に入った点はハンドリングの軽さと、振動の少なさですね、静かながら1000ccならではの低音も非常に気に入ってます。もちろんパワーにも十分に満足しておりますよ。スタイリングも最高で、 インターカラー が昔から好きだったものでイエローの外装キットを組み、ヘルメットもおそろいのイエローで決めてみました(笑)!

 なるほど、かっこいいですね。バッチリ決まってますよ!

 

■H

「バイクはいくつまで乗りたいと思いますか。できればもう下りるのはやめて、一生乗り続けて頂きたいんですが・・・(笑)」

 

■Y・Eさん

「仕事柄、数年前までヨーロッパ地域に海外出張する事がありまして、その時日本と根本的に違うなと思ったのが、ヨーロッパ人中高年ライダー達のバイクライフに対する考え方でした。普通に中高年夫婦が大型バイクでタンデム・ツーリングをしている光景が、あちこちで目に入るんです。あんな感じで日本人も夫婦で幾つになってもバイクライフを楽しめたら良いのになと、つくづく感じましたね。いくら日本の欧米化が進んだと言っても、ああいう部分は真似できないのかなと心底思いました。

バイクは乗り続けたいですね。東北大学の川島教授とヤマハさんとの共同研究で、 バイクは脳に良い という事が解ったので、それを理由に家族を説得しつつ、乗り続けたいと思います。あと子供が1歳半なので、もう少し大きくなったら後ろに乗せて、ショート・ツーリングを楽しみたいですね。怖がらなければ良いんですが」 

 

第二のバイクライフに突入したY・Eさんの感動は、初めてバイクに乗った時よりも

大きかったのではないでしょうか。 

 

 

 

もう一度バイクに乗りたい。

 

そこから始まったY・Eさんのリターンライドは、まだ始まったばかりである。

 

 

 

 

 

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