バイクとの接し方や付き合い方、楽しみ方は人それぞれ違い、ツーリングコースを一つとっても各々違います。
ある方は美食に温泉、またある方は泊りがけでキャンプに・・・個人個人バイクライフの楽しみ方は、千差万別。
今回ご紹介の「ヤッチンさん」は、今年の6月に前期モデルのFJR1300から’07FJR1300にお乗換え。
ヤッチンさん談:「俺みたいな高速道路をひたすら突っ走り続けるような人間には、FJRしかないと思うね」
なるほど、なるほど。ヤッチンさんの一日に於ける高速道路の走行距離を知っている人は、笑いながらうなずくしかない。
一番最近の話だと、なんと納車日の翌々日に初回点検とオイル交換に来られた事であります。「1、000km走ったんで、これからオイル交換行ってもいいかな?」私はただ驚くばかり。
「も・・もう1、000km走ったんですか、だってまだ納車からまだ二日しか・・」
「三重県の向こう側あたりをぐるーーーっと周ったら、あっという間だったなぁ」
「・・・・・・・」
前期のFJR(モデルチェンジ前)に比べると、かなり燃費がよくなったと感じるようになったと、ヤッチンさん。「前の(FJR)は高速でリッター当たり18キロ位の走行だったのが、今のは20キロは走るよ、ガソリンが高いから助かるね。あと、熱対策がしっかりしているのに驚いた。先日、前期のFJRに乗る機会があったので気がついたんだけど、熱を上手く逃がしてくれているので、すこぶる快適。あと嬉しかったのはシート下スペースが若干だけど改良されてちょっと広くなった、俺の使っている無線機が丁度スッポリと納まったのが良かったね。新しくなって不自由になった事は正直、何も無い。満足してますよ、それが証拠に現在の走行距離は7、000kmになった」
バイクの話をしている時のヤッチンさんは、心の底から楽しそうであります。
1日で1、000kmを 朝飯前 みたいな軽い感じで走破してしまうヤッチンさんのインプレッションは、痛い程に説得力がある。
しかし3ヶ月で7、000kmとは吃驚仰天です。
そんな走りの達人であり、日本国道ツーリングの総本山(笑い)であるヤッチンさんに、近場のおすすめツーリングスポットをご紹介して頂きました。
写真左上部に赤マーキングされている箇所です。
見難くてスミマセン、詳しくはT/マップル等をご参照下さい。
旧西伊豆スカイライン(約20kmのコース)仁科峠であります。ヤッチンさんがお気に入りの理由としては、見晴らしの絶景。富士山を間近に見上げられ、駿河湾を一望でき、おまけに道路が広くてキレイ。
現在の伊豆スカイラインは観光バスが通るのに対し、旧西伊豆スカイラインは大型バスの往来が無く、休日でも非常に空いているという魅力的なスポットなのです。
何故このようなスポットが生まれたかというと話は簡単「メシを食うところが無い」からであります。従いまして空腹のままこのコースへ入り込むのは非常に危険が伴いますので、空腹時は避けてください。
まるで頭痛薬の能書きみたいです
■簡単な道案内です。
東名沼津IC→国道136号を南下→修善寺から戸田方面へ、達磨山レストランを過ぎ、2分少々で左折。ここからスタートです。
初心者の方でも、ベテランライダーの方でもゆったりと楽しめるコースだそうで、タイトなコーナーが少ない為、クルーザー系のバイクでも気軽に走りに行けるのが嬉しい。
「山道は狭いからなー」という方々を、ヤッチンさんはあざ笑います。
「日本の狭い道を挙げていけばキリがないよ、田舎の方に行けば行く程ね。こんな狭い道が国道かよ!と思わず突っ込んでしまいたくなる様な山道も少なくないからね。たまにあって一番困っちゃうのが、山道を進んで道幅がどんどん狭くなっちゃうやつ。相互譲り合い走行なんて当り前、最後には民家の入口へ続く道の方が広くなっちゃうんだから。みんな間違って広い方の道を進んで行っちゃうんだね。様子が変なのに気付き始めて「おかしいな」なんて呟きながらさらに進むと、民家が出現。その家のオヤジみたいなのが出てきて「ここは国道じゃねぇ!」なんてスゴまれて、被ったままのヘルメットをペコペコ上下に振り、庭にいるニワトリに気を付けながらUターンをかまして戻ってくる。もう情けないったらありゃしない・・・
こんな事に比べれば少々山道が狭いなんていうのは、何でもないんじゃないですか。そんな事を言っていては本当に楽しいツーリングは出来やしませんよ」
さすが、筋金入り ロング・ツーリング・ピープル のおっしゃる事は違います。本日はまことに勉強になります。
続きまして・・・
皆で一緒に走るツーリングも好きですが、ソロツーリングも大好きです。とヤッチンさん。このソロツーリングのお話を聞いて私、店長@早瀬は「ツーリング」という概念をもう一度、冷静に考え直した次第です。
今迄、ブログやFJR1300の商品紹介等で、これからのお話は何度か出て参りました。今迄は私がFJR仲間の方からの「又聞き(またぎき)」でしかなかった為、今回こうしてご本人の肉声で、その真実が明らかになるという事実に、握るペンの震えを抑える事ができません。
またまた大袈裟でスミマセン
「青森→鹿児島・ノンストップ本/九州縦断」
勝手にタイトルを決めさせて頂きました。
過去にヤッチンさんは、青森~九州は鹿児島まで、一気に走る難業を見事にやり遂げたのであります。
何の為に・・何時間掛かるのか・・ものすごく疲れるのか・・楽しい
色々と気になる所であります。やろうと思ったきっかけは・・・
「きっかけなんか特に何も無いですよ。4日間の休みが取れたんで、青森から九州迄、どの位で行けるのかと、ふと思い立って翌朝に出発しました。こういう 馬鹿なお笑い系ツーリング をする時は、必ず一人ですよ、(誘ったって誰も付き合っちゃくれないでしょうけど)。10月中旬・天候晴れ・AM9:30。まずは青森に向かって東北道をまっしぐら、距離にして約800kmをひたすら北上します。青森なんかしょっちゅう行きますから何とも無いです、到着は夕方17:00位だったでしょうか」
九州の人が青森へ、また青森県人が九州へ。バイクに限らず陸続きで走り抜いた人は珍しくないはず。しかしヤッチンさんの凄い所は、関東居住の人がわざわざ青森まで北上し、意味も無く・休みも無く、ひたすら南下を続けてみようという、その心意気であります。「FJR1300だからこそ出来た」というヤッチンさんのお言葉は、これからFJR1300を購入しようかという方々に、ここでも大きな説得力を持ちます。
日本地図を前にするヤッチンさん、面白い話をたんまりと聞かせて頂いた
さらにヤッチンさんは語る。
「さて、ここからが本番・・・・・と言ったって、ただ九州の鹿児島まで一気に走るだけだからね。青森をAM7:00に出て、結局鹿児島の端っこに着いたのが翌日のAM4:30、青森―鹿児島間21時間30分、総走行距離2.230キロだったよ。疲れ?思った程疲れなかったかな、達成感みたいなものがあったからね。せっかく九州に来たという事で、アチコチ九州を走り回り、夕刻には大分からフェリーへ乗り、大阪港を目指します。この瞬間に、どっと疲れが出たね、バイクに乗ってる時間と距離を考えれば当たり前なんだけどね(笑い)
フェリーを降りて大阪から再スタート。
紀伊半島を廻り、伊勢をグルっと散歩がてらに走り抜け、また同じ東名高速では面白みに欠けるので、今度は中央高速に乗り、東京に無事到着」
イヤイヤ・・・開いた口が塞がりません。
青森から鹿児島まで休憩らしい休憩はせずに、まっすぐ帰路に着くと思いきや、とんでもない。あちらこちらを廻って最後は中央高速ですか・・・絶句して、こちらが倒れそうであります。今までに色々なロング・ツーリングを自分自身も経験し、お客様からもツーリング話はたくさん聞いて参りましたが、このヤッチンさんは只者ではありません(笑)。アメリカ大陸を何日もかけて横断した輩など、足元にも及ばない貫禄。正に日本を代表するツーリング・アスリートであります。
その他にも、面白い話をたっぷりと聞かせて頂きましたが、このまま書き続けますと「日本仰天ツーリング事情」という本が一冊出来上がって しまいそうなので、ヤッチンさんエピソードはこの後のブログ等で、小出しにご紹介をさせて頂きます。
ビールをこよなく愛する愛飲家であるヤッチンさん。ビールを飲みながらゆっくりとバイクの話ができたら最高でしょう。
ヤッチンさんのツーリングのように 朝までコース になる事は確実でありそうだ。
ヤマハバイクはYSP杉並南で。
「初心者向けバイク」や「熟練者向けバイク」 など、○○向けバイクと表現する事が多く見受けられます。「このバイクはパワーがあるから、初心者には向かないよ」というご意見や「このバイクは重くて大きいからビギナーにはちょっとね・・・」というご意見も、良く考えてみるとあまり根拠がありません。
メーカーのバイクカタログに 初心者お断り やら 過去に大型バイク3台以上乗った方にのみ販売致します などという活字は確認できません。
教習場でしっかりとしたカリキュラムを経て免許を取り、バイクを選んでいるのですから、ご自分のお気持ちを大切にした、バイク選びをして頂きたいものです。
「好きなバイクに乗りたい」
「自分好みのカスタムを施したい」
バイク乗り万人が思う事ではないでしょうか。
今回ご紹介のI・Kさんは普通二輪免許を取得後、間髪を入れず大型免許に挑戦。問題なく大型自動二輪免許もGET。即FJR1300をご購入。
免許取得後、初めて乗るバイクがFJR1300というのは、YSP杉並南では極めて珍しく、初めての事であります。
前述した通り、初心者であろうが熟練者であろうが「このバイクに乗りたい!絶対乗るぞ!」と、強く心に刻み込めば、どんなバイクでも楽しく乗れるという事を、I・Kさんが体を張って証明してくれた訳です。只今免許取得中のお客様に、良い刺激になれば幸いです。
実はI・Kさんの奥様は、当店YSP杉並南にてご購入のFZ6フェーザーを所有する、女性バイカーであります。約半年ほど前、奥様が何年かぶりに新車でFZ6フェーザーをご購入したのが始まりです。奥様は以前バイクに良く乗っていたので、知識なども豊富。奥様のバイクライフを眺めているうちに。
「俺もバイクに乗りたい・・・よし!免許取ってFJRだ」
奥様がI・Kさんの心に火を点けてしまったのであります。
I・KさんがFJR1300に最も気を惹かれたのは、車体デザイン。
実はこちらのI・Kさん、究極の「ファッション通」であります。一部屋を洋服専用のクローゼットとして使ってしまう位の気合の入れ様。気に入ったデザインの洋服があると、悩み無用で即購入。従ってI・Kさんのコレクター・アイテムは増殖の一途を辿る結果となります。
そんなI・Kさん所有のFJR1300で、ご自慢のワンポイントがこちらです。
シティーパニアケースの側面に、バッチリと描かれたピンストデザインチックなオリジナルペイント
いかがでしょうか。これはI・Kさんお気に入りのシャツに描かれていた、デザインを主体に、様々なデコレーションを施したご自慢のワンポイントであります。
I・Kさんのファッションセンスと、FJR1300のワイルドさが融合して独特の雰囲気を醸し出しております。
I・Kさんが語ります
「これからは色々な所へツーリングに行きたいです。今度友達と2台で北海道に行く予定を立てました、北海道はバイカーの聖地ですから以前から行きたかったんです。これから始まるYSP主催のサーキット走行会や、一泊二日ツーリングも非常に楽しみです。どんどん参加しますよ!あと、まだまだこのFJR1300をカッコよくしたいですね」
独自のファッションセンスで、FJR1300に更なるドレスアップを施し続けるI・Kさん。
I・Kさんのファッション&バイクライフは、これからも続く。
昔に比べ女性ライダーが「バイクに乗る」ということ自体に驚きが無く、女性バイカーが不動の市民権を獲得しています。
大型自動二輪の免許取得が容易になり、女性も大型バイクを気軽に楽しめるという時代に入り、もはや落ち着きを呈している。
しかしながら男性に比べ、一般的に体格や体力のハンディがある為に、女性ライダーが選択するバイクには、やはりかたよりが出てしまいます。バイク選びの条件をいくつか挙げてみますと・・・
①足付き性の良さ
②軽量
③コンパクト
こんな所ではないでしょうか。
①の場合はシートのアンコ抜きや、ローダウン等で克服できます。②や③の場合、少々難しい問題であり、軽量パーツに交換等となると費用も結構かかります。
従って①~③の条件を満たしているものが、自然と女性ライダーに人気のあるバイクという事になるのでしょう。
ですが、写真のW・Sさんに言わせれば「そんなの関係ねえ!」であります。
かれこれ20年近くのバイク歴が、彼女にそう言わせるのでしょうか。
YZFR1に乗る女性ライダーは見たことがありますし、FZ1を所有するお客様はYSP杉並南では複数人、YZFR6を女性のお客様に販売いたしました。フェラーリ・ポルシェ・レクサスを自在に操る女性もいらっしゃるでしょう。
しかし・・・
FJR1300の女性オーナーを私は知りません、見たことも聞いたこともありません。
たぶん調査をすれば存在はするものの、その数は極めて少ないものと思われます。
こういう書き方をしますと「FJR1300に乗る女性ライダー」を否定しているように聞こえてしまいますが、決してそんな事はありません。手前味噌でありますが、むしろW・Sさんに贈る最高の褒め言葉であると自負いたします。FJR1300は・・・
①足付きは良い方ではありません
②重いです
③メッチャ、でっかいです
なぜW・SさんはFJR1300をお選びになったのでしょうか。
※店長@早瀬はHと表記
H「毎度です、W・Sさん(以下Sさん)今回は取材にご協力頂きましてありがとうございます」
S「どうも、どうもW・Sです。よろしくですーー!」
H「この度もお買い上げ、しかもFJR1300誠にありがとうございます。まずはFJRを選んだきっかけや、買おうと思った決め手について教えて下さい」
S「FJRを所有するなんて、全く想像もしていなかったんです、以前は。だけどあることがきっかけで、FJRオーナーズクラブの方々と一緒に走る機会が増えて、「FJRって面白そう」と、薄っすらですが思うようになったんです。そこで、ここ(YSP杉並南)にあったFJRの試乗車を乗らせてもらったのが始まりかな」
H「初めて乗った感じはどうでした」
S「最初にまたがった時は(こんなの絶対ムリ!)って思いましたし、もの凄く緊張しました。だって脚がやっと付くのと、この大きさと重さですから。だけどYSP杉並南のスタッフの懸命な勧めで試乗をさせてもらったんです。今までの概念はひっくり返りました。走り出したら、車体がスゴク軽く感じたんです。コーナーリングのフィーリング感も私好みでしたし、大きさと重さのイメージはアッという間にどこかに行ってしまいました」
H「これで、また終末はバイク三昧ですね。セーフティライドで存分にお楽しみ下さい」
S「皆さん一緒にツーリングに行きましょう」
1日のツーリングでの走行距離は1000km以上になる事も・・・というタフネス・レディスバイカーW・Sさん。3台まとめて所有するからには、3台とも均等に可愛がらないといけない。という事をしきりにおっしゃってました。
いつまでも、いつまでもバイクに乗り続けてください!
モチロンご購入は引き続きYSP杉並南で(笑)
