日本国内仕様と逆車

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柏秀樹さん。
FZ1とのショット、ご協力頂きまして誠にありがとうございます。

どうも!YSP杉並南 店長@早瀬であります。
前回のブログで掲載の写真にもありました通り、先日YSP杉並南に、BIGマシン等でおなじみ。バイクライディング ハウ・ツーものDVDでは第一人者であるモータージャーナリストの柏秀樹さんがご来店されました。
柏秀樹さんといえば、ソフトな感じでありながら神業的なテクニックを駆使し、BIGマシンを自在に操る「ライディングの達人」的なイメージが、わたくし店長@早瀬の脳裏に深く刻まれております。
バイクインプレッションも一般ユーザーに非常にわかりやすい表現を用いて下さるので非常に親近感を覚えます。
ちょうど良かったので(失礼な表現お許し下さい)今回話題のFZ1国内仕様のお話を聞いてみました。


柏秀樹さん 談

今回、国内市場に登場のFZ1/FZ1 FAZERの2台を乗ってみました。
まず一言でいうと『すごく楽しい!』。
私はXJR1300のようなツインショックで空冷の伝統的モデルも好きなのですが、同じリッタークラスでも全く違うバイクですね。
FZ1/FZ1 FAZERは明らかに軽く、スロットルに対してリニアに反応します。エキスパートのライダーであれば、YZF-R1に近いくらいのエキサイトメントを感じることができるでしょう。
そして軽さだけではなく、自分の懐の中にどんどんバイクが入ってくる感じですね。
尖ったところがなくバイクが自在に手の中に入ってきて、乗り馴れてくればくるほど自分のものになっていくのを実感しました。
ビギナーライダーが乗っても取っ付きやすいのはもちろん、中級以上のライダーにとってはレースというギリギリの世界ではなく、ちょっとエキサイトメントが欲しいときに絶妙なバイクです。
過剰な馬力があるわけではなく、かといって物足りないわけでもありません。
本当に欲しいところにうまく手が届く馬力と、車体、ブレーキの作り込み、コンフォート感など、いろいろな部分でバランスがとれています。
正直1000ccクラスの中でこんなうまくいろいろな要素を凝縮させたバイクがあったのかという感じです。

とのコメントでした。

ここで今回の話題。

国内仕様と逆車(逆輸入車)の「違い」・・・
というのが良いのか「差」と表現するのが妥当なのか、非常にお伝えし難い部分でありますが皆様と一緒に考えてみたいと思います。

このような事態(国内仕様と逆車との差のようなもの)が生まれますと、メーカーの人々や我々のようなディーラーの人間は、極力その話題に触れない様にするものであります。
しかし私、店長@早瀬の場合ガンガンに触れていきますので乞うご期待♪
おたのしみに!

何をだ

ここでスペックのおさらいをしておきます。

■海外向けモデル 逆車
最高出力110.3kw(150馬力)/10.000rpm
■日本国内モデル
最高出力69.0kw(94馬力)/9.000rpm
ご覧頂きましたとおり逆車が150馬力で国内仕様が94馬力という事です。

国内仕様・・・ダメじゃん・・・

というふうに考えてしまった方、ちょっとこの場で手をあげてみて下さーい!
ウーン結構いますねーーー
はい、ありがとうございます手を下ろしてくださーい。

ってあんたいったい一人でなにを言ってるの

国内仕様は逆車に比べ馬力が低い。イコール、ダメなバイクと思ってしまうのは一般的な考え方なのかもしれません。
牛丼だったら特盛1杯より3杯のほうがすごいし、ステーキだったら300グラムより1キロの方が魅力的だし、マグロの刺身だったら1パックよりも大皿にびーーーっしり盛られていた方が贅沢であります。挙げていくとキリありません。

しかしです。

上記のたとえ話ですが、たくさんの量を全部おいしく食べられたらの話です。

普通の人は

特盛3杯たべられません。
ステーキ1kg食べれません。
大皿びっちりに盛られた厚切りマグロの刺身、完食できないでしょう。
何人かで手分けをすれば何ともないでしょうが、バイクの馬力を分け合い、楽しむというのは非科学的な話になってきます。
もちろん全てを美味しく平らげてしまう人も、確かにいらっしゃいます。永年のバイク経験で培った高い技量をお持ちの方であります。

一般的な、特盛1杯もステーキ300gもマグロ1パック(厚切りの切り身12個)も、正直言って多い量で、この量も食べられない方が多いのが現実ではないでしょうか。
いつものヘンテコな例え話ですが、わたくし店長@早瀬が言いたいのは国内モデルでも十分すぎる馬力だということであります。


さらに話を続けマス。聞いてやってください。



ただいま皆様はパソコンでこのブログをご覧頂いているかと存じます。
「マウス」がありますよね、今右手にお持ち頂いているものです。
違ったらゴメンナサイ
皆様が今現在お使いの「マウスポインタの速度」(マウスを動かすと動く矢印)は、どの速さのレベルになっていますでしょうか。
一番「速い」にされている方は、非常に少ないと思われます。

 

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 店長早瀬の手

 

そこで

店長@早瀬の「タメシテ・ガッツン」

ということで、マウス速度設定を一番「速い」にして、色々とパソコン作業をしてみました。

そしたら、もう、タイヘン!

画面の端っこから端っこへ、瞬間にポインタを移動させるだけなら「一番速い」に勝るものはありません。

ビュッ! とマウスを動かすとアッという間にポインタが サッ! と動きます。

いやー、ハヤイハヤイ。

シュッ! とやれば ひゅっ!と動くし、ヒョッ!とやれば はっ!と・・ しつこい!


しかしここで問題が出てきます。マウスの動かし方というのは直線だけではありません。曲がり道を通り、小さなアイコンの上にポインタを乗せたり、アイコンやウィンドウをどこかに移動したり、停止したり・・・と

「速い」にすると、作業ができない訳ではありませんが、大変でした。ちょっとマウスを動かし過ぎると、あっという間に目的地を通り過ぎ、違う場所にポインタがずれてしまう。

ここでまた皆様に訴えたいのは、「フルパワーが、時にライディングの邪魔をしてしまう」という事であります。

海外に比べて日本の道路事情を考えると
■道路が狭い
■緩やかな高速コーナーが少なく、タイトなコーナーがたくさん
■ブレーキングポイントが非常に多い
と、いろいろと出てきます。

「逆車フルパワー」
といいますと、何とも聞こえが良いものです。
しかし、「フルパワー」をいつも出し切れるかどうかは別な話です。
ほとんど出せないでしょう。
マウスの話で言えばポインター速度が「一番速い=フルパワー」になっているからです。
正確に狙った所へバイクを上手く持っていく為には、道路事情に合ったふさわしい「速さ」の方が「速く」走れるのです。
というのが小生の感じた、フルパワーに対しての意見であります。いかがでしたでしょうか!

ハナシがくどいねー

しかし店長@早瀬の場合は偉そうな事を言いつつも、食べれもしない450gのステーキを注文をして、案の定食べ切れずにごっそりと残し、店員さんのひんしゅくを多いに買ってしまうのであります。一番私が解っていないのかもしれません。

ということで、只今試乗車がございます。
是非一度乗りに来てください!