Vmax
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| デザイン | 筋骨隆々で力強いフォルムは、一目でVMAXとわかる個性溢れるスタイル。 |
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| 加速感 | 「怒涛の加速感」はまさに驚きの一言。 | |
| 車体剛性 | 新設計のフレームが生み出す車体安定性に、きっとご満足頂けます。 | |
| プライス | このスペックでこの価格は、まさにお値打ち。 |
ほぼ25年ぶりのフルモデルチェンジは、全世界のモーターサイクルファンの耳目を集め、ここ最近ここまで大きく騒がれたニュースは記憶に薄い。世のバイカーが必ず一度は興味を持つ存在、と言いたくなるその強烈なキャラクターは、アメリカを中心に海外にて驚くほどの人気を博しました。
1985年 「最高出力145馬力の怪物」 と、鳴り物入りで登場して以来、姿・形・恰好に大きな変更を加えず、大ベストセラーとして世界中のバイカー達に愛され続けたのであります。その四半世紀中にVmaxを追随したモデルも色々と出現しました、いわゆる類似品。しかしイコール・コンセプトのバイクが何台発売されようとも、王者Vmaxの足元は一切に揺るぐことは無く、超ロング・ベストセラーの道を力強く突き進むのでした。ロングセラーを独走するその光景は一見、唯我独尊的な光景に見えた時期があったものの、Vmaxの持つ個性強き強烈なイメージにはお似合いの流れとなった訳です。
その凄まじき第一ステージにピリオドを打ち、また新たなる伝説の始まりである第二ステージへと突入したNEW Vmax。
デザインの大きなバージョンアップもさる事ながら、一番の驚きはやはりその走りと 怒涛の加速感 であります。
2009年4月15日宮城県にあるスポーツランドSUGO(菅生サーキット)にて試乗会が行われ、まじまじとNEW Vmaxの凄さを見せ付けられた次第です。
試乗会場にて。筆者の店長@早瀬
雑誌等でモータージャーナリストの方々のインプレッションを、総合的にまとめてみると次のようになります。
■大きい車体が、またがるとコンパクト
■300kg越えの車重が、走り出してしまうと軽い
■もの凄いパワー
■初代のVmaxと比べ車体剛性が段違い
と、わかりやすいものであります。
最高出力や車両重量、車体のサイズなどを見ると初心者には扱いきれないのではないかと一瞬思いがちであるものの、いざ走らせてみると大変乗りやすくて扱いやすいのです。今まで頭の中に どっかり と腰を据えたような 重ぉーーーーーい イメージは、乗った瞬間にどこかへ消え去って行ったのです。
SUGOサーキットでの試乗という大変に恵まれた状況に感謝をしつつ、先導車に導かれながらピットロードからコースへ。
コースの半分くらいまでは先導者も控えめなスピードであったが、バックストレッチ(コース裏の長い直線)での アクセル全開 を合図に本格的な試乗へと突入。
怒涛の加速感
直線にさし掛かると同時にやや姿勢を伏せ、アクセル全開&シフトアップの連続を繰り返す。その度に増して行く、後方へ全身を猛烈に引っ張る強烈なG(重力)。全身に襲い掛かるその恐るべきGは、過去に類を見ないといっても過言ではなく、V型4気筒 150ps 1700ccエンジンが うなり をあげた瞬間であります。全身の血液と体液が後方へ片寄ってしまうのではないかという程の強烈なGと戦いながら、アクセルを戻したくなる衝動を押し殺し、更に全開&シフトアップを重ねる。その加速感のテイストはワイルドで大胆なものであるが、下品を思わせるものではなく、また、破壊的な力強さを感じさせるものの、力強さの中に大きな安心感を秘めています。このVmaxの強烈なGと、怒涛の加速感は一度体感したら決して忘れる事は出来ないでしょう。
300kgオーバーの車重とは夢にも思えない軽快な走りは驚きに値し、また、デザイン通りの加速と走りがVmaxオーナーを満足の頂点に連れて行ってくれるのです。
バックストレッチが終盤に差し掛かり、馬の背コーナー手前でフルブレーキング。
ここで感じたのは初代VMAXに比べて格段に向上したのは加速感だけではなく、新設計フレームが生み出す恐るべき車体剛性であるという事です。
フルブレーキング時に起こる、車体のブレが全く無く、大きな摩擦を受けながら暴れようとする前後のタイヤを、径52mmの極太フロントフォークと高性能リアサスが押さえ込むのです。また、新設計オールアルミ製ダイヤモンド型フレームが、強靭な車体剛性を生み、その力を遺憾無く発揮させています。
中速、高速コーナを抜ける際にも、車体剛性の強さとトータルバランスの素晴らしさには再認識をさせられます。コーナーの途中、車体がブレないので安心して車体を更にバンクさせる事ができ、サスペンションと車体剛性の強さが相まって、前後タイヤの接地感を、的確にライダーへと伝えてくれるのです。
従って、ライダーの意のままに、好きなだけ車体を傾かせられ、好きなだけアクセルを開ける事が出来てしまうのです。
「ジャジャ馬」の異名をとるVmax。
初代Vmaxに比べ、そのジャジャ馬感に「繊細さ」と「インテリジェント感」が融合し、新しい魅力を放っています。デザイン、思想、コンセプト等、全てに於いて初代VMAXのDNAを継承しており、当然事ながらこのNEW Vmax、 どこから見ても誰が見ても「Vmax」であります。
それほど初代VMAXの存在は大き過ぎるものでありました。
良い意味で ただ荒々しいだけの鉄馬 という初代Vmaxイメージとは程遠いものであり、初代Vmaxオーナーから大型バイク初心者まで、幅広く楽しんで頂けるインテリジェンスな ジャジャ馬 として完成しているのであります。
